オーロラの絵を描きたいという彼女。その彼女は実際にオーロラを見たことがなく、図書館で色々なオーロラの写真を探している。でも思い描いたオーロラの写真がないと言う。オーロラを探している彼女の身の回りの小物が、ふと、キラキラし始めたことに気がつく。ペンや、メモ用紙など、ホログラムが張られたり、ラメが入っていたり、彼女の周りが様々な光沢を帯びた色で覆われ始めた。彼女はオーロラを探しながら、知らぬうちに、周囲を光沢で埋め尽くしていく。
そのオーロラを見るために
2008年
8.2×23.1×21cm
陶器、ガラス、樹脂
67×192×170mm